インターネットで知りすぎてテレビを見るのが辛い
最近テレビをめっきり見なくなりました。様々な規制やスポンサーの要望を汲み取っての番組制作でしょうから面白くなくて当然です。今、『たけしのお笑いウルトラクイズ』とか『元気が出るテレビ』とかやったら色んなとこからクレーム来て大変でしょうからね。最近ただ単純にテレビが面白くなくなっただけでなく、都合の良い情報を垂れ流すだけのテレビ番組を見るより、知りたい情報を自分で検索できるインターネットの世界のほうが圧倒的に面白いと感じています。もちろん嘘の情報も沢山転がってますのでその取捨選択は個人の判断ですが、一時期ワイドショーで有名になった“騒音おばさん”などは『騒音おばさん 真実』あたりでググってもらえるとテレビとインターネットでは真逆の情報が流れており、比較がわかり易く面白いと思います。どちらの情報が正しいと思うのかは個人の判断です。
昨日久しぶりにテレビでバレーボールを見ました。(私がセルビアの方を応援していたら、友人から非国民だと言われましたが)インターネットで様々な情報が頭の中に入っていると、素直に日本を応援できない自分がいます。毎年開催されるバレーボールの国際大会、スポンサーの関係で過去20大会中、18回が日本開催ってそんなスポーツ競技はバレー以外ありません。*11戦全勝のチームより6勝5敗のチームが上位になる可能性がある勝ち点システムは競技として成り立っていない(これが一番の謎)など、不可解な点がネットで調べるとまだまだ沢山でてきます。もちろんお金を出している日本が有利な条件になるのは仕方ないとしても、選手はオリンピックのメダル狙って一所懸命練習しているんでしょうから、本気でメダルを取らせてあげたい気持ちが日本バレーボール協会にあるのなら、あえて厳しい条件のアウェー開催を組み込んであげるべきだと思います。いきなり各国同条件、海外開催になるオリンピックでメダルを期待するのは選手に対してチョット酷すぎやしませんか?真剣に競技に取り組んでいる選手達はスポンサーや某テレビ局の玩具ではありません、そういった意味で昨日の最終予選、オリンピック出場を一度逃して全てをリセットしたほうが将来的にバレーボール競技の為になるのではと思ってのセルビア応援でした。(けして非国民ではありませんがスイマセンm(_ _)m)
いつからかバレーボールというスポーツ競技が単なるTVショーに成り下がってしまって以降、今はまったくバレーボールに興味がありません。ジャニタレのお披露目会&TVショー的な演出が続く限り、いつまで経ってもメダルは絶対に無いと断言しときますが、それでも頑張っている“選手達だけ”は応援したいと思います。昨日の情熱大陸で竹下選手が言っていた『この恵まれた環境に若い選手は危機感を感じているのか…』的な発言が全てを物語っているようで、日本のメディア、スポンサー事情の深い奥底を垣間見た気がします。
※補足:メディアがスルーする11戦全勝のチームより6勝5敗のチームが上位にくる矛盾
◆セットカウント3-0の場合は勝点3、敗者勝点0
◆セットカウント2-1の場合は勝者勝点2、敗者勝点1
もし、11戦全勝のチームが全ての試合をセットカウント2-1で制した場合のトータル勝点22
6勝5敗のチームが勝った試合が全て3-0、負けた試合が1-2の場合はトータル勝点23
こういった情報は普段からインターネットを見ていないとわかりませんよね。何だかなぁ…。